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リバースプロキシ方式

公開日: |更新日:

リバースプロキシ方式とは?

リバースプロキシ方式とは、ユーザーの端末とWebアプリケーションの間にバースプロキシ・サーバーを設置し、すべての認証作業をリバースプロキシ・サーバーを経由して行うことで、シングルサインオンを実現するための方法の一つです。エージェント方式と同様、Webで上で実現します。

リバースプロキシ方式の仕組み

既に触れたように、リバースプロキシ方式では、リバースプロキシ・サーバーを経由して認証作業を行います。そのため、導入時には、Webアプリケーションへのアクセスがリバースプロキシ・サーバーを介するようにネットワーク構成の変更を行う必要があります。そして、エージェント方式と同様、二回目以降のログインからは、エCookieを利用してユーザー認証を行うため、ID・パスワードの入力が必要なくなります。

リバースプロキシ方式のメリット

リバースプロキシ方式の大きなメリットとして、まず、プロキシ・サーバーを経由してのWebアプリケーションへのアクセスとなるため、高いセキュリティ性を確保できる、という点が挙げられます。また、ユーザー個々のPC環境にも、Webアプリケーションのサーバーの環境にも依存せず、さらに、エージェント方式のように、Webアプリケーションのサーバーごとにエージェント・モジュールを導入しなければならないといった手間がかからないのも、リバースプロキシ方式の大きなメリットと言えます。

リバースプロキシ方式のデメリット

反対に、リバースプロキシ方式のデメリットとしては、まず、既に述べたように、導入時にネットワーク構成の変更を行わなければならない、という点を挙げることができます。また、一つのサーバーにアクセスが集中することになるため、場合によっては、サーバーからのレスポンスの速度が顕著に遅くなることがあるという点や、さらに、シングルサインオンを実現するWebアプリケーションを追加したいという場合に手間がかかる、という点も、リバースプロキシ方式のデメリットと言えます。

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