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不正アクセスや企業からの情報漏洩事故をなくすためには、適切なセキュリティ対策を施すことが欠かせません。そこで役立つのがIAM(アイデンティティ&アクセスマネジメント)です。IAMとはどのようなどのようなシステムなのか、概要と活用のポイントについて解説します。
IAMとは、ID管理とアクセス管理のことを指します。「Identity and Access Management」の頭文字をとった略称であり、日本語に直訳すると「アイデンティティ(ID)とアクセスの管理」となります。
IT環境ではアクセスのために、IDが必要となることがほとんどです。そのIDに加えてアクセス権限を付与することにより、スタッフが自身の業務をこなすために必要とするツールにアクセスできるようにすることがIAMの役割です。IAMでは複数のツールやサービスにおいてIDを一元管理するため、システム管理者の負担を軽減させます。さらに簡単にアカウントを無効化することができ、不正アクセス防止のためにも役立つものです。
IAMにおけるアイデンティティ管理とアクセス管理のポイントについて解説します。
IAMを活用すると、社内にある複数のIDを一元管理できるようになるとともに、アクセス権限も適切に管理できるようになります。そのため個人情報保護や情報漏洩の防止に役立ち、企業にとってセキュリティ強化のために役立ちます。
セキュリティを強化しながら、利便性も損なわないのがIAMにおけるもうひとつのポイントです。IAMを利用すればメインとなるIAMポータルにログインした後は、複数のサービスやシステムにおいてID・パスワードを用いてアクセスする必要がなくなります。
必要なときに必要なシステム・サービスを利用できるため、業務の生産性が向上されるはずです。またIDを一元管理できることにより、セキュリティ管理者の負担軽減と生産性向上にも役立ちます。
IAMはAWSサービスとの連携が可能で、コンピューティング・ストレージ・データベース・コンプライアンスなど、さまざまな領域のAWSサービスと連携させられます。そのため拡張性が高く、これまで利用してきたサービスはもちろん、今後利用する予定のあるサービスまで幅広く対応させられるはずです。
IAMはIT環境に不可欠であるアイデンティティ(ID)を一元的に管理することで、セキュリティ管理者の負担を軽減させるとともに、セキュリティを強化して不正アクセスを防止する効果が期待できます。
IAMのポイントはセキュリティ強化に役立つことと、生産性向上に役立つことの2つです。しかしIAMには統合認証システムであるSSO(シングルサインオン)が必要となります。
したがってIAM導入のためにはSSOについて知っておくことが大切です。SSOに関する詳細は他の記事でご紹介していますので、こちらを参考にしてIAM導入を検討してみてください。
アカウントと生産性を守る
Withコロナ時代の
情報セキュリティ必須概念
クラウドサービスの普及やワークスタイルの変化によって、これからの情報セキュリティはシステマチックな運用が求められます。
アカウントのセキュリティを高めながら、運用者と利用者双方の利便性を高めるためには「統合認証基盤(統合認証システム)」の概念を理解しておかなければなりません。