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Google WorkspaceはGoogleが提供している企業向けのクラウド型グループウェアです。「Gmail」「スプレッドシート」「カレンダー」などの、チームで円滑に作業を進めるためのアプリケーションを一つに統括し、ネットワークで提供しているアプリケーションです。
無料プランと有料プランが存在し、無料プランの場合はドライブ要領に制限がある、独自ドメインを利用できない、メールのセキュリティを監視できない、管理コンソールを利用できないなどの違いがあります。
Google Workspaceでは管理者がユーザーやアプリケーションの管理を行うことができるためセキュリティの強化が可能です。よりセキュリティを強化できる二段階認証やセキュリティキーでの保護なども可能となります。
共有できる権限を自由に変更できる点です。アクセス権限を管理者が設定できるため限定されたユーザーしかアクセスできないように設定でき、情報漏洩のリスクを抑えることが可能です。
最大250人での会議を行うことが可能なことです。Googlemeatを利用することで複数名でのビデオ会議を行うことが可能となり、チームで働く際、有益な働きをしてくれます。プランで参加可能人数が変わりBasicは100名、Businessは150名、Enterpriseは最大250名までとなっています。
Google の強力なセキュリティ基盤を利用できるため、物理的にも攻撃にも最先端のセキュリティで防御することが可能です。
Googleのデータセンターは情報を保護するために物理的にも高いセキュリティを実現しています。データセンターの周囲をフェンスで囲み金属探知機により外部からの侵入を防いでいます。また万が一侵入できたとしても生体認証などのセキュリティにより、許可を得た人間しか入退室することができないなど優れたセキュリティを誇っています。
またGoogle自身でカスタマイズしたハードウェアを利用しセキュリティとパフォーマンスの高いOSを搭載し、独自の光ファイバーやネットワークケーブルでデータセンターを繋ぎ、データを分散しています。
さらにセキュリティを専門にしたチームが常に監視を行っており、日々脆弱性の改善を行い、問題が発生した際は迅速に対応、分析、修正を行うことが可能となっています。
Google Workspaceは企業で利用した際、非常に利便性が高く作業を円滑に進めることができるクラウドサービスです。
クラウドサービスであるがため今後もアカウントは増大し、管理者のID管理の労力は増える一方となります。そのため情報セキュリティ上でのリスクを抱えることになってしまいます。それらを解決するためには「統合認証基盤」や「統合認証システム」と呼ばれる概念のソリューションを利用することでアカウントやログイン情報などを包括的なセキュリティ強化を行うことができ、利便性も向上させることが可能です。
企業におけるクラウドサービスのセキュリティ対策を考えているならばぜひ知っておく概念だといえるのではないでしょうか。
アカウントと生産性を守る
Withコロナ時代の
情報セキュリティ必須概念
クラウドサービスの普及やワークスタイルの変化によって、これからの情報セキュリティはシステマチックな運用が求められます。
アカウントのセキュリティを高めながら、運用者と利用者双方の利便性を高めるためには「統合認証基盤(統合認証システム)」の概念を理解しておかなければなりません。