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統合認証システムでは特権IDの管理が適切であることが望まれます。特権IDとはシステム管理者に与えられるIDのことで、一般の利用者にはない強い権限を保持するものです。このページでは特権IDとはどのようなものなのか、基礎的な情報から、統合認証システムにおける管理方法や重要ポイントなどを解説します。
特権IDとは、管理者がシステムなどの管理を行うために使用するIDのことで、認証によりシステムを操作する権限や認証について管理が行なえます。いわば社内のシステム管理を統合する役割を果たすのが特権IDです。特権IDとはWindowsにおける「管理者アカウント」を指し、コンピュータ上における重要な実行や変更が許される人のことを表します。
主に管理者がシステムやアカウントの管理を実施するためのものですが、データベースやネットワーク機器の管理のために特権IDが用いられることもあり、主にアカウントの作成・削除、設定ファイルの変更、ファイル・ディレクトリのアクセス権変更などが許されます。
特権IDは統合ID管理システムにおいて、誰が・いつ・どの端末から・どのサーバーで・どのような操作を行ったかについて確認可能となることもあります。またログ管理とともに操作画面を録画できるシステムもあり、その他の利用者の方にはない権限が多数付与されるのが特権IDです。
ただ権限が強いだけに、特権IDのIDやパスワードが漏洩してしまえば、企業への被害が甚大になります。特権IDのIDやパスワード、作業ログなどは適切に保存・管理し、もし不正アクセスが起きた際に迅速に対応できるような体制を整えることが管理方法において重要です。
また複数の人が特権IDを使用する場合、内部統制において問題が起こる場合もあるので、特権IDの利用履歴や利用申請も適切な管理をされることが求められます。
特権IDは利用者アカウントの挙動を管理できる、特別な権限を与えられたIDのことです。特権IDを利用すれば利用者がいつ、どのような操作を行ったか監視することができ、アカウントの作成や削除、ディレクトリの変更なども行えるという強力な権限を保持することになります。
しかし統合認証システムで特権IDを利用するには、統合ID管理の基本も押さえておくことが大切です。特権IDにはログ異6機能や申請承認機能、ID管理機能などが付与されているので、万が一、特権IDのIDやパスワードが漏洩した場合は企業への被害が甚大になります。漏洩した情報が利用されることにより、企業内ネットワークに対してあらゆる操作が可能となってしまうためです。
そのため統合認証システムを活用するためには、基礎知識を得て、正しく活用することが求められます。当サイトでは統合認証システムに関する基礎知識も多数掲載していますので、特権IDを活用したいと思われている方はぜひ基礎知識を参考にした上で、正しく活用してください。
アカウントと生産性を守る
Withコロナ時代の
情報セキュリティ必須概念
クラウドサービスの普及やワークスタイルの変化によって、これからの情報セキュリティはシステマチックな運用が求められます。
アカウントのセキュリティを高めながら、運用者と利用者双方の利便性を高めるためには「統合認証基盤(統合認証システム)」の概念を理解しておかなければなりません。